システム思考

システミングにおけるメソッド、マインド、プロセスなどは全てシステム思考に基づいています。このページではシステム思考について簡単に紹介します。システム思考についてより詳しく知りたい方は、レヴィが作成した入門書であるシステム思考ガイドブックをご覧下さい。

システムとは?

システム思考について考える前に、まずは「システム」について考えてみましょう。

システムという言葉を聞いたり使ったりする機会はあると思いますが、「システムとは何か?」と聞かれるとはっきりと答えられない人も多いのではないでしょうか。ここではシステムの定義についてあらためて確認しておきます。システミングでは、システムを次のように定義します。

<システムの定義>次の3つの性質を備えるものをシステムと呼びます。

このように定義すると、家電製品、スマートフォン、車など一般的にシステムとして認識されているものはもちろん、様々なものがシステムであると言えます。例えば街や社会は、建物や人などを構成要素とするシステムです。ここを読んでいる皆さん自身も、臓器や細胞を構成要素とするシステムの1つであると考えることができます。

上記のシステムの定義に当てはまるものとして捉えるかどうかで、対象をシステムとして考えることもできるし、システムではないと考えることもできます。世の中のおおよそのものは、捉え方次第でシステムとして考えることができます。

システム思考とは?

システムとは何かが分かったところで、次はいよいよ「システム思考とは何か?」について考えてみましょう。システム思考は次のように定義することができます。

システム思考とは、モノゴトをシステムとして捉えて、一般的なシステムの設計開発者と同じような考え方を適用することで、対象を適切に理解したり、設計したり、問題を解決したりすることです。

ここで「一般的なシステム」とは、人工衛星、コンピュータ、スマートフォン、ソフトウェアなど、皆さんが自然にシステムとして認識しているもののことです。一般的なシステムの設計開発を担う技術者たちは、きちんと目的を果たすことのできるシステムを実現するための優れた考え方や視点を持っています。それらは、航空宇宙やソフトウェア開発などの分野の中で長い時間をかけて発展してきました。そのような考え方や視点を一般的なシステムの設計開発だけでなく、より幅広いモノゴトの理解や問題解決に適用することがシステム思考なのです。

具体的にシステム思考を実践するためにはどうのようにしたらよいのでしょうか?ここではそのごく一部をリストアップしています。他にも様々な考え方や方法があります。

  • 様々なビューポイントからビューを観る
  • 要素、相互作用、入出力、階層性などの言葉や考え方を適用してシステムを理解する
  • ドキュメントやシステムモデルなどを使ってシステムを表現する
  • 全体像や範囲(コンテキスト)から考える
  • フィードバックループやストック&フローなどのシステム特性に着目する

ガイドブック

ここではシステム思考についてごく簡単に紹介しました。レヴィでは、具体例や例題を交えてシステム思考の基本を学ぶことのできるガイドブックを配布しています。システム思考についてより詳しく知りたい方は、下記のリンクよりガイドブックのダウンロードをお申し込み下さい。

システム思考ガイドブックについて

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