システムズエンジニアリング実践の
よくある悩みと処方箋を語る

〜チームでSEを実現して成果を生み出すには〜

多様化する利用形態への対応、新しい製品価値の探索、組織を横断するプロジェクトなど、複雑さへの対処やプロフェッショナルな協働が必要となる場面が増えています。

そのような場面に極めて有効な手法の一つとしてシステムズエンジニアリング(SE)が挙げられますが、いざ実務の中でSEを実践しようとすると「どこからはじめたらいいか分からない」「組織の中に定着しない」など、様々なお困りごとが現れます。

先日、そんなお困りごとへの処方箋を分かりやすくまとめた「システムズエンジニアリングに基づく製品開発の実践的アプローチ(日刊工業新聞社)」が出版されました。今回はその著者と執筆協力者をお招きし、レヴィとのコラボイベントを開催します!

イベントでは、書籍内容の紹介や、SEの本場である宇宙開発の視点からの解説、SEの適用先を拡げる話やその具体的な事例紹介などをインプットトークとし、SEの実践における悩みと処方箋についてディスカッションします。

コラボレーションツール「Balus」を活用して議論内容を可視化したり、参加者の皆さんの意見や質問を取り入れたりしながら進めるので、見てよし!ジョインしてよし!学べてよし!な構成となっています。多くの皆様のご参加をお待ちしています。

Balus上でディスカッションする様子

イベント概要

開催日時:

2024年9月25日(水) 19:00〜21:00

形式:

オンラインセミナー(Zoom)

参加費:

無料

内容:

  • インプットトーク
    • システムズエンジニアリングに基づく製品開発の実践的アプローチ
      後町 智子(オムロン株式会社)
    • システムズエンジニアリングと宇宙開発
      竹内 芳樹(国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」元プロジェクトマネージャー)
    • 誰でもできるシステムズアプローチ
      三浦 政司(JAXA宇宙科学研究所 准教授)
    • システムズアプローチによる問題解決の事例紹介
      南部 陽介(株式会社レヴィ 代表取締役)
  • ディスカッション&モデリング with Balus
    上記登壇者 + 時岡 優(合同会社Ryts 業務執行社員)

参加方法:

下記のフォームよりお申し込みください

登壇者

後町 智子
オムロン株式会社

1991年ファナック株式会社入社。NC制御・ロボコントローラの開発に従事。2003年オリンパス株式会社入社。非破壊検査装置、産業用プリンタ、医療ロボティクス、内視鏡システム開発に従事。システムズエンジニアリング、モデルベース開発を上記開発に適用して実績を積む。現職:オムロン株式会社

時岡 優
合同会社Ryts 業務執行社員

2005年株式会社オージス総研入社。約20年にわたり、ソフトウェアエンジニアリング、およびシステムズエンジニアリングの領域で開発・コンサルティング、教育に従事。物事の見方や捉え方、考え方を重視。2022年に妻とともに起業。現在は児童福祉事業とエンジニアリング支援事業として、各種現場の課題解決を実践中。現職:合同会社Ryts 業務執行社員

竹内 芳樹
国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」
元プロジェクトマネージャー

三菱重工業株式会社にて37年間宇宙事業に従事。国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟の開発当初からプロジェクトに参画し、システム要求設定、システム設計等を経験。管制システムおよび搭載ソフトウェア開発をとりまとめた後、プロジェクト・マネジャー等を歴任。宇宙開発で培った経験をもとに、同社内でシステムズエンジニアリングの普及活動を実施。2021年6月よりレヴィにジョイン。

三浦 政司
JAXA宇宙科学研究所 准教授

鳥取大学工学部助教・准教授を経て、2021年にJAXA宇宙科学研究所・宇宙飛翔工学研究系の准教授に着任。深宇宙探査用固体ロケットやエアブリージング型再使用ロケットなどの将来宇宙輸送システムの開発に従事している。株式会社レヴィおよび株式会社ロケットリンクテクノロジーの共同創業者として、システム工学やロケット工学をビジネスの場でも実践している。

南部 陽介
株式会社レヴィ 代表取締役

JAXA宇宙科学研究所で宇宙構造・振動工学の研究に従事し、博士号を取得。大阪府立大学で教鞭をとる傍ら、超小型衛星プロジェクトの指導者となり、2機連続成功に導く。2016年に株式会社レヴィを創業し代表取締役に就任。製造業を中心に数多くの企業の新製品開発プロジェクトなどでSEの実践活用を支援し、成果を上げている。

こんな方におすすめ

  • SEに興味がある
  • SEを実践したいけど、うまくいかない
  • SEが組織やチームに定着しない
  • ビジネスと製品を一緒に進化させたい
  • 顧客ニーズの多様化に対応したい
  • 上流設計や要求定義がうまくいかない
  • 安全性や法規への対応が難しい
  • 後工程に入ってからの手戻りが多い
  • 部署横断プロジェクトの責任者になった
  • プロジェクトを任せられる人材を育てたい

書籍紹介

システムズエンジニアリングに基づく
製品開発の実践的アプローチ

目次

  • Phase 1 はじめに 〜なぜ今、システムズエンジニアリングなのか
  • Phase 2 コンセプトメイク 〜市場で勝負できるコンセプトを作ろう
  • Phase 3 Voc/VoE収集 〜ステークホルダの声を集めよう
  • Phase 4 ステークホルダ要求定義 〜ステークホルダの声を要求にしよう
  • Phase 5 システム要求定義 〜システム要求はどうやって作るの?
  • Phase 6 システム論理アーキテクチャ定義 〜システムの内部機能を洗練しよう
  • Phase 7 システム物理アーキテクチャ定義 〜ビジネス直結!システムをプロダクトに分割しよう
  • Phase 8 プロダクト要求定義 〜みんなが同じプロダクトを想定できる要求を書こう
  • Phase 9 プロダクトアーキテクチャ定義 〜技術分野の開発責務を確定しよう
  • Phase 10 推進時の留意点 〜エンジニアリングをうまく進めよう

お申し込み(無料)

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