価値探索と複雑化の両立という大きな課題を解決するためには、どのようにプロダクトやサービスのデザインを進めればよいのでしょうか?システムデザインの専門家集団であるレヴィはその問いに対して様々な議論や試行を繰り返してきました。その結果として辿り着いた、システムデザインのためのメソッド、マインド、プロセスなどをまとめたものが「システミング」です。レヴィが提供するサービスは、全てこのシステミングをベースとしています。

ここでは、そんなシステミングについて詳しく紹介していきます。

システミングとは?

システミングの定義

システミングとは「レヴィが提案する、システムデザインのためのフレームワーク」のことです。ここで、「システムデザイン」と「フレームワーク」という言葉が出てきたので、それぞれの言葉について考えてみます。

システムデザイン

複雑で価値のあるプロダクトやサービスをつくりだすためには、プロダクトやサービスを「システム」と捉えて、その構成や機能をデザイン(設計)していく必要があると私たちは考えています。このように、モノゴトをシステムとして捉えることをシステム思考と呼び、システム思考に基づいて対象をデザインしていくことをシステムデザインと呼びます。

フレームワーク

フレームワークとは、メソッド(やり方)・マインド(考え方)・プロセス(手順)などをまとめて、誰でも実行できるように整理したもののことです。システミングは、宇宙開発やWebサービス開発の経験を通してレヴィが蓄積してきたノウハウを形式化して体系的にまとめることで構築したフレームワークです。システミングを利用することで、誰でもレヴィと同じように効果的なシステムデザインができるようになることを目指しています。

あらためて、システミングとは

以上のことを踏まえて、あらためてシステミングについて説明すると、以下のようになります。

  • システミングとは、プロダクトやサービスをシステムとして捉えて設計するためのメソッド、マインド、プロセスをまとめたものです。
  • システミングを利用することで、誰でもシステム思考に基づいたプロダクトやサービスの設計開発を実践できるようになり、複雑で価値があるものを実現できるようになります。

システミングはモノゴトをシステムとして捉える「システム思考」をベースとしています。システム思考については、次のページシステム思考ガイドブックで詳しく説明します。

システミング3原則

システミングを実践する上で、最も基本的で最も重要な考え方が3つあります。私達はこれを「システミング3原則」と名付けました。システミングの基盤となるシステム思考に加え、システミング3原則を常に意識することがシステミングの第一歩となります。

  • 多元的視点様々な立場や観点から見たシステムについて考えます。
  • 認識ギャップの除去チームやステークホルダと認識をあわせながらデザインを進めます。
  • 検証と合意価値の検証、整合性の検証、チームやステークホルダとの合意を大切にします。
システミング3原則

進化し続けるシステミング

私たちレヴィは、お客様の課題解決をお手伝いする中で、システムデザインを日々実践しています。そのような実践の中で得られた経験や発見はシステミングに反映され、システミングはさらに良いフレームワークへとアップデートされていきます。ここで紹介するシステミングは決して完成されたものではなく、レヴィとお客様の活動とともに、これからも進化し続けていきます。ここをご覧になっている皆さんとも一緒にシステミングやシステムデザインについて一緒に考えることができればうれしいです。