レヴィは日々システムデザインについて考え、ディスカッションしています。システムデザイン研究所(SDL)は、レヴィの日々の思考や議論におけるインプットとアウトプットを皆さんに共有する場です。

Pickup News

システムデザインに関連する国内外の最新情報をピックアップして紹介します。ニュース、学術情報、イベント情報、解説記事など、お役に立ちそうな情報を毎日1つ以上のペースで発信していきます。

参考 2021.04.11
(セミナー動画)システム設計書の書き方改革セミナー
引用元:株式会社システムインテグレータ
レヴィから一言 SaaSやAIの企画・開発・販売を手掛けるシステムインテグレータさんが2020年9月に開催したウェビナーを無料で視聴することができます。具体的な設計書の書き方の解説についてはノーコメントなのですが、設計と実装や新規開発と保守運用のコスト比率の話からはじまってシステム設計の目的や重要性についても説明してくれているところや、基本設計と詳細設計の違いについて定義してどのようなアウトプットが必要かを整理してくれているところはとても参考になりました。

参考 2021.04.10
レヴィから一言 トヨタにおけるシステム設計やソフトウェア開発の規模や様子を知ることのできるとても面白い記事です(トヨタが開催しているエンジニア向けイベントのプレイバック記事のようです)。クルマの複雑化やソフトウェア化に対応してシステム設計の領域の変革を考えているようです。<革新すべき専門領域>として要求分析、変更インパクト分析、検証とインテグレーションなどのシステムズエンジニアリングの用語が挙がっています。まさにレヴィやシステミングが扱っていることの一つですね。現状のクルマソフトウェア開発の生々しい数字として、20のクラス図、600のクラス、400のシーケンス図、50のアクティビティ図という数が挙げられていました。なかなか複雑ですね。

イベント 2021.04.09
ACE2021@オンライン 2021年4月20日~22日
引用元:アラスジャパン合同会社
レヴィから一言 PDM/PLMをはじめ複雑な製品の設計開発に関連する各種ソリューションを提供するAras(の日本法人)が主催するオンラインカンファレンスが開催されます。日産やKHIなどをはじめ、様々な企業における事例紹介に加え、DXやシステム設計に関する様々な講演を無料かつオンラインで視聴できます。アジェンダを見ると、「複雑な製品におけるシステムズシンキングと設計」「製品バリエーションに伴う複雑さへの対応」「コロナ禍におけるものづくりとデジタルトランスフォーメーション(パネルディスカッション)」あたりが気になります。

ニュース 2021.04.08
レヴィから一言 CITエンジニア向けの転職・学習に関するプラットフォームサービスを提供するpaizaさんが、あらたに「エンジニアリング組織の課題解決」をテーマにしたメディアサイトをリリースしたというニュースです。リリースされたページをざっくり見ると「プロジェクトの成功のカギは『果たすべき目的』と『求める役割』を一致させること」「プロダクトを中心に組織を作れば社内受託感は解消できる」「当事者意識と情報の透明性こそがエンジニアのポテンシャルを底上げする」などの記事タイトルが並び、なかなか面白そうです。エンジニアリング組織のマネジメントや変革について考えている方はチェックしてみるといいかもしれません。

参考 2021.04.07
レヴィから一言 Chatworkでの実例に基づいて、継続的なプロダクト改善を実現するための活動や考え方について紹介している記事です。プロダクト開発全体を「ロードマップPJ」と「小さなカイゼン」に分け、後者を「UX負債を返済するための重要な活動」と位置づけています。UX負債が生まれる原因が良く整理されており「初期の機能スコープによるもの」「ユーザーの緩やかなニーズ変化によるもの」「サービスへの期待値変化によるもの」とされています。この記事で焦点があてられている「UX負債」は、システミング的には「ユーザーの期待値と提供している品質の分断」に相当すると言えます。

参考 2021.04.06
レヴィから一言 ベンチャー企業でのマネジメント経験の長い筆者によるマネジメントノウハウの解説記事です。ノウハウの全体は300枚を超えるスライドとしてこちらの記事に掲載されていて、今回紹介する記事はその抜粋のようです。まずはじめにノウハウの「全体の地図」を示してから各項目の型について説明されており、システミングに近いものを感じました。全体の地図がシステミングのビューモデルに相当します。とても良く整理されていて、内容的にはベンチャー企業だけでなく一般的な組織にも十分に通じると思われるものばかりなので、組織マネジメントについてお困りの方にとっては良いヒントが見つかるかもしれません。

参考 2021.04.05
レヴィから一言 DX推進に関する調査で得られた知見をベースにIPAがまとめたパターン・ランゲージです。DXのためのパターンかなと思いきや「デジタル」がついておらず、トランスフォーメーションのためのパターンとなっています。本文はこちらからダウンロードできます。ビジョン(変革のあり方)、ストラテジー(変革のあゆみ方)、マインド・カルチャー(変革のつかみ方)に分けられた全部で24のパターンが紹介されています。

イベント 2021.04.04
SCRUM FEST OSAKA 2021 @ONLINE
引用元:SCRUM FEST
レヴィから一言 多様なエンジニア(初心者からエキスパート、ユーザー企業から開発企業、立場の異なる様々な人々)が集まってスクラムやアジャイルの知識やプラクティスをシェアするカンファレンスです。昨年度はレヴィも起業の経緯とシステミングについて発表しました (発表資料はこちら)。もともとは西日本のエンジニアが集まるカンファでしたが、コロナ禍によってオンライン化していることで、どっち日本は関係なく参加できそうです。

参考 2021.04.03
レヴィから一言 CodeZineの連載記事PMが知っておくべき、プロダクトマネジメントで重要な100のことの新しい記事です。「五感」という表記があるので感覚論かなと思って期待せず開いたのですが、顧客の本音を探るための「よい質問をする」という、少しだけ具体側の話に落ちていたので良かったです。しかし書いてあることは概ね感覚論で、「この力は現場に出ることでしか磨かれない」とあります。確かに、それは正しいのかもしれません。

参考 2021.04.02
レヴィから一言 システム思考のキャパシティビルティングサービスを提供しているWaters Centerで紹介されている「システム思考を身につけるための14の習慣」を和訳して掲載してくれています。「ビッグピクチャーを理解しようとする」「システム内およびシステム間の意味のあるつながりを作る」など、習慣というよりもシステム思考であるためのマインドセットと言えるものがまとめられています。

イベント 2021.04.01
レヴィから一言 MBSEに関連する無料のウェビナーです。ツール紹介がメインのようで、紹介されるのはCAEで有名なANSYSのファミリーである「Ansys SCADE」です。CAEやCADのソリューションでMBSEが扱われることも多くなってきました。システムレイヤーでの設計が重要であるということにいろいろな業界が気づいてきたということですね。

参考 2021.03.31
レヴィから一言 記事タイトルは「ビジネスパーソンになるために」となっていますが、スコープの設定はビジネスやプロジェクトマネジメントのみならず、システム設計においてもとても重要な概念なので取り上げておきます。システム設計の対象となるSoIのスコープはもちろん、あるビューの上で議論や設計を行うときに、そのビューやモデルが表現しているスコープを意識することもとても重要です。システミングではビューはビューポイント、抽象度、スコープを決めることではじめて設定できるとしています。

参考 2021.03.30
レヴィから一言 freeeにおける具体例を題材に、新規プロダクト開発における品質管理について解説してくれている記事です。QAメンバーの固定化やスプリントにおけるテストのサイクルを紹介した上で、「テスト」だけではない品質向上のへのアプローチとして、理想ドリブン、アクセシビリティ評価、狩野モデルなどについて触れています。

イベント 2021.03.29
レヴィから一言 ふりかえり実践会というコミュニティが開催する「ふりかえり」をテーマとしたオンラインカンファレンスが開催されます。「ふりかえり」に焦点を絞った上でまるまる1日×2レーンのセッションがあるようで、すごいです。セッションはインプットレーンとアウトプットレーンに分かれていて、それぞれアクティビティの後に必ず「ふりかえり&休憩」が挟まれていて面白いです。さらに後夜祭と称した全体ふりかえりもあるらしいです。ふりかえりにどっぷりつかれるイベントですね。

参考 2021.03.28
レヴィから一言 シーメンスが実施したMBSEに関するウェビナーの動画をオンデマンドで視聴することができます。自動車設計への適用を題材にして具体的な手法やモデルが学べるのかと思ったのですが、そうではなくて、自動車開発の状況・トレンドと、なぜMBSEが必要か、MBSEがどう役立つかについてまとめた内容でした。それはそれで勉強になります。英語ですが、ゆっくりで聞き取りやすいです。

ニュース 2021.03.27
レヴィから一言 20~59歳のエンジニア800人を対象に実施したアンケートで、「自身の専門分野以外の知識や経験が必要になったことがある」という結果が出たとのことです。分野に関する集計結果を見ると、電気電子、機械、ソフトウェアが相互に専門性の壁を超える必要があると考えているようです。ビューとモデルを通して専門家間の連携を促すシステミングがますます重要になってくるなと予感しました。今回の記事では触れられていないのですが、「なぜ必要になったか?」を知りたいところです。

参考 2021.03.26
レヴィから一言 DXの一環としてAI(人工知能)を伴うシステムの開発と導入が盛んになる中で「AIはよく導入後に手戻りが発生する」ということと、そうならないために重要なことについて解説している記事です。重要な点として「AIの開発と並行して業務設計を行い、同時に業務現場の納得感を高めておく」ということが挙げられています。業務の理解、設計そして「納得感の形成」ということで、システミングの出番だなと思いました。

参考 2021.03.25
レヴィから一言 擦り合わせ・作り込みを追求して高い品質のものをつくる「閉鎖インテグラル型」のシステム開発と、簡明で共通化された境界で部分を区切りながら拡張性の高いものをつくる「オープン・モジュール型」のシステム開発を比較して、市場環境の変化によってその有利/不利が変化するということを、学術文献などを参照しつつロジカルにまとめている記事です。

イベント 2021.03.24
レヴィから一言 システムインテグレータさんとバルテスさんが共催する無料のオンラインセミナーです。今回はプロセス改善がテーマであり、発表概要を見ると「見える化」についてお話を聞けるようです。プロジェクトの見える化や課題の見える化はレヴィもよく扱っている内容です。システミングのウリの一つはシステムデザインのプロセスを本質的な形で見える化であり、ビューモデルやシステムモデルの上に課題をマッピングしていくことで効果的な課題抽出ができたりもします。このセミナーでも同じような話があるかもしれないなと期待しつつ、紹介してみました。

イベント 2021.03.23
レヴィから一言 1年前に神戸大学に設立されたバリュースクール(V.School)が開催するシンポジウムです。教員陣にシステムと名のつく分野(システム工学とかシステム論とか)の先生も多く、「価値創造教育」という打ち出し方で価値設計などの扱っているとのことなので、どのような人材育成を展開しているのか気になるところです。シンポジウム参加のためのzoomのURLが直接公開されているので、フラッと気になるところだけ参加するのもありです。

参考 2021.03.22
レヴィから一言 IPAが発行している組み込みソフトウェアの設計に関してまとめてある書籍です。紙版を購入することもできますが、PDFなら無料でゲットできます。組み込みソフトウェアの設計の作法や流れについて、全体像をしっかりと示した上でプロセスに沿った詳しいメソドロジーを解説してくれています。さすがIPAで、基本的で重要なことを網羅的かつポイントをおさえて記載しています。業務で組み込みソフトウェアの設計に取り組むは一読しておくといろいろ捗るのではないかと思います。この本の内容に沿ったレクチャービデオも公開されているので、合わせてご覧下さい。

参考 2021.03.21
レヴィから一言 経済産業省がまとめたSociety5.0の特性とその実現のために必要な考え方や価値観についてまとめた報告書(の案ver)です。Society5.0を実現していくためには、多様なステークホルダーによる「アジャイル・ガバナンス」の実践が必要であると主張する内容になっています。サマリーがかなり分かりやすくまとまっているので、時間がない人は第1章に入る前のサマリーまで読めばだいたいOKです。

参考 2021.03.20
システム思考とプロダクトマネジメント
引用元:SpeakerDeck/Yusuke Hisatsu
レヴィから一言 プロダクトオーナーのコミュニティイベントからスライド紹介です。プロダクトオーナーが向き合う相手が組織だったりプロダクトだったりで複雑系なので、システム思考が有効だよという内容です。ステークホルダが集まる会議に入り込む、システムの外から眺める(システミングにも通じますね!)、レバレッジポイントをたたくなど、実践のポイントも紹介されていて分かりやすいです。

参考 2021.03.19
レヴィから一言 「アジャイルでやってる」と聞くとつい「新しい」「追いついている」みたいに思ってしまうところですが、アジャイル宣言からもう20年も経っているようです。しかし長い期間の中で十分に本質が浸透しているかというと、そうでもないだろうという記事です。一部の組織が<万能薬>として目を向けているとか、<大きく道を踏み外している>とか、けっこう辛辣な言葉も使ってあらためて最近の状況と、アジャイルの難しさや本質について書かれています。

ニュース 2021.03.18
レヴィから一言 大規模なアンケートと実績調査の結果、部下にタスクを細かく指示して管理する「上意下達型」よりも、仕事を任せることで自ら考えるように促し力を引き出して育てる「コーチング型」のマネージャーの方が優秀であることを明らかにしたらしいです。調査の目的は「上意下達型のマネジメントスタイルで育った管理職たちが腹落ちしていない」ことに対してデータによる事実を見せることだったようです。

参考 2021.03.17
レヴィから一言 システム開発やものづくりにおいて重要なQuality(品質)、Cost(費用)Delivery(納期)について基本的な概念や管理のポイントを説明している初学者向けの記事です。基本をおさえていてとてもわかりやすいのですが、QCD調整を達成するためのツールとして挙げられているのがガントチャートとコミュニケーションフォーラムだけであり、達成できそうな感じがしません。

参考 2021.03.16
レヴィから一言 デブサミ2021の発表スライドから一つ紹介です。社内でエンジニアコミュニティを構築するときの課題「一方通行感」「その場しのぎ感」「孤独感」に対してどのような施策をとったのか、詳しくかつ定量的に示されています。勉強会の進め方からslackの活用方法、ガヤ芸人の設定まで、とても具体的に紹介されていて面白いです。

参考 2021.03.15
レヴィから一言 今月に発売されたばかりの書籍「プロダクトマネジメントのすべて 事業戦略・IT開発・UXデザイン・マーケティングからチーム・組織運営まで」の内容の一部が紹介されている記事です。プロダクトマネージャーが関わる領域、事業とプロダクトの関係、プロダクトとプロジェクトの違い、プロダクトチームの構成ロールなどが明確に示されていて分かりやすいです。一読しておくと言葉の定義が頭の中に入って、組織や開発について議論するときに困らなそうです。

イベント 2021.03.14
レヴィから一言 SOLIZEさんが確立してきた実践的なMBSEのプロセスについてお話を聞けるウェビナーです。「ブレーキのシステム要求抽出」という具体的な適用例も聞けるようなので、分かりやすそうですね。着目する課題点として挙げられている「各ダイアグラムをどのような場面で、どのような順番で使うか、ルールが決められない」には、システミングのビューモデルをつかって整理することが有効ではないかなと思っています。

参考 2021.03.13
レヴィから一言 DX推進の障害となる問題に対してボストンコンサルティングのトップコンサルタントがアドバイスしていく一問一答形式の記事です。「役員層を説得し、予算を確保するコツは」「企画をカタチにする過程で、だんだん夢がなくなり、妥協してしまう」「PoCに疲れてしまった」など、現実的な目線での問答がなかなか面白いです。

参考 2021.03.12
レヴィから一言 ラグビーU20日本代表監督で現在は企業のリーダー育成に取り組む中竹竜二さんの著書「ウィニングカルチャー: 勝ちぐせのある人と組織のつくりかた」の一部を特別公開している記事です。組織をシステムとして捉えることで、組織のアウトプットが様々な相互作用の結果であることを述べています。その上で組織全体の方向性を決定づける「価値観」に着目しています。システムデザインもチームプレイなので、スポーツに通じるところがあります。そのため、中竹さんの哲学はシステムデザインにも役に立ちそうです。

参考 2021.03.11
レヴィから一言 2011年の記事です。Windows95のチーフアーキテクトを務めた著名なエンジニアである中島聡さんが、原発事故を題材にしてシステム設計の重要ポイントについて解説しています。SoI(着目するシステム)を「原子炉の設計」ではなく原子力発電をとりまく様々な状況を取り入れた広い範囲に設定すべきであること、「人間はミスをするもの」という前提でシステムを設計することなど、システムとして見た場合の原子力発電のプロブレムなどがまとめられています。

参考 2021.03.10
レヴィから一言 オンライン営業システム「ベルフェイス」のUIデザイナーさんによるお話です。「最適な課題解決の方法は特定の職種だけが出せるものではなく、多面的な視点を得て作らないと、プロダクトとしてちぐはぐなものになってしまう」という考え方が、まさにシステム思考でありシステミング的だなと思いました。短い記事ですが、UIデザイナーとしての心得的なことがまとまっています。

ニュース 2021.03.09
レヴィから一言 ソフトウェアのテスト・品質向上支援に関するサービスを手掛けるバルテスさんが、ソフトウェアテストの基本について解説した書籍を無料公開しています。この書籍は2020年8月に出版されたもので、普通に購入すると1100円するところが、バルテスさんの運営する情報サイトQbookに登録することで無料でゲットできます。Qbookの記事や資料は参考になるものが多いので、とてもお得です。ちなみに、先月(2021年2月)にバルテスさんとレヴィは共催セミナーを実施したばかりです。

イベント 2021.03.08
レヴィから一言 Schooの無料会員登録をすれば参加できる生放送授業で、アジャイル開発が扱われます。概要によると今回はアジャイルやスクラムに関する基本や全体像の解説であり、入門者向けのようです。Schooの無料会員になっておけば他にもいろいろな生放送授業を見ることができるので、これを機に登録しておくのもよいかもしれません。

参考 2021.03.07
あなたのチームの「いい人」は機能していますか?
引用元:Regional SCRUM GATHERING Tokyo 2016/@ykmc09_dev
レヴィから一言 開発チームにおいて、裏方で雪かきをしてくれる「いい人」の大切さと問題に焦点をあててチーム運営やマネジメントのあり方について解説してくれているスライドです。「いい人」がチームにとってかけがえないのない価値を持っている一方で、属人化、自己組織化の阻害、負担集中などの問題も発生するのでどうしたらよいかという話です。「雪かきをどのように分散するのか?」「雪かきをみんなでやるという文化をつくる」などについて具体的な考え方や整理の仕方が解説されています。

参考 2021.03.06
レヴィから一言 少し古い記事ですが、デジタルファブリケーションを前提とした「カタチの使い捨て」を含むプロセスが示されていて面白かったので紹介です。3Dプリンタなどを使って素早くプロトタイピングできる環境を前提とした場合のアイディエーションの取り組み例が具体的に示されています。SMASHというアイデアスケッチのフレームワークなども紹介されています。

イベント 2021.03.05
レヴィから一言 「DX推進に必要不可欠なAI人材に求められるスキル定義や育成手法、評価方法」をテーマとした無料のオンラインセミナーです。DXにおけるAIの位置づけや、AI人材のスキルアセスメントなどについて専門家のお話を聞けるとのことです。経営者や人事マネージャーが対象とありますが、評価される側/スキルを身につける側のエンジニアの皆さんにとっても聞く価値はあるのではないかと思います。

参考 2021.03.04
レヴィから一言 マーケター向けの記事であり、基本的には内容もマーケティングなのですが、プロダクト開発やシステムデザインにもそのまま通じそうな内容です。現状の雰囲気ややり方が変化の激しい時代に対応できるかどうかを考える「ヤバい度の測定」や顧客との対話プロセス、課題分析、アイデア出しの議論などについて、筆者のノウハウに基づいて具体的なことが紹介されています。

参考 2021.03.03
レヴィから一言 デザインの質や効率化を最大化させるための動きである「Design Ops」の一例として、「命名」に関する考え方が解説されています。適切な命名が出来るかどうかは、チームメンバー間やユーザー/開発者間の認識合わせに大きな影響を与えるので、システムやUIのデザインにおいてとても重要です。この記事ではなぜ命名が重要なのかと、Design Opsの具体例としてのユビキタス言語の構築について簡単に説明しています。

ニュース 2021.03.02
レヴィから一言 「Scaled Agile Framework(SAFe)」というアジャイルな取り組みを組織内でうまく成功させていくためのフレームワークを提供しているScaled Agile社が、日本のDXをターゲットに事業強化するというニュース記事です。SAFeについてはこの記事ではじめて知ったのですが、原則やマインドセットから具体的なハウツーまで丁寧にまとめられていて、とても勉強になりそうです(原典はこちら)。「SAFeの原則10」の中には「システム思考」も入っており、システミングと関係がありそうな部分もあります。機会があればもう少し掘り下げて紹介したいと思いますが、今回は記事の紹介までです。

参考 2021.03.01
レヴィから一言 アジャイルチームにおける品質マネジメントに関する解説記事です。品質の「着陸ゾーン」に関する合意や再調整、それに必要なテクニックとしての品質ダッシュボードなどについて解説されています。この記事の元になっている「パターンQA2AQ」についてはJaSST'21の基調講演のテーマにもなっています。ついでに宣伝すると、JaSST'21のこのセッション(F3チュートリアル1)でBalusがチラっと登場する予定です。

参考 2021.02.28
変革のススメ 実践者インタビュー vol.5
引用元:情報処理推進機構
レヴィから一言 IPAの社会基盤センターが連載しているインタビューが面白かったので紹介です。組織変革(特にDX)に必要なマインドセットや課題が、経験豊富な実践者の視点から語られるシリーズです。今回のインタビューでは組織変革の課題として「自分軸(価値観)がない」「マネジメントの学習不足」、変革の推進役に必要な能力として「共感力」「人に頼る力」「自分の価値観と向き合う」などが挙げられています。詳しくは記事を参照して下さい(長くないです)。

イベント 2021.02.27
レヴィから一言 ソフトウェアプロセス改善手法「SaPID」の開発者が主催するBoot Campがオンラインで開催されます。オンラインだと居住地に関係なくこのような貴重な機会に参加できてよいですよね。「自ら取り組むべき問題を発見、解決できる」を目指して、SaPIDを実践形式でじっくりと学ぶことができる機会となっているようです。そして、なんとレヴィが提供する「Balus」を一部でご利用頂く予定となっています!

参考 2021.02.26
レヴィから一言 要件定義書の言葉の表記が意図と異なったことによって、システムの性能や責任の所在が大きく変わり、数千万円の損失を出したという実例をもとに、「表記の正確さ」の重要性を説いている記事です。設計やモデリングの際に「言葉の表記」は意外に重要です。この記事の例のようなオオゴトになるのは稀かもしれませんが、ステークホルダやチームの間で言葉にゆらぎがあると思わぬ齟齬や誤解が発生してシステムの価値に影響を与えてしまうことは少なくありません。

参考 2021.02.25
レヴィから一言 システムズエンジニアリングを応用したコンサルティングなどを手掛けるiDさんが制作した、MBSE(モデルベースシステムズエンジニアリング)に関する解説動画です。1本あたり5分程度でMBSEとは何か?なぜ必要か?などが分かりやすく説明されています。「モデリングだけでなく、モデルを活用することが重要」などのポイントを押さえている「MBSEに対する誤解」のビデオが特に勉強になりました。

ニュース 2021.02.24
レヴィから一言 システム開発のマッチングサービスはいくつもありますが、「ミツカール」という分かりやす過ぎる名前のサービスが登場しました。小○製薬の薬のような名前ですね。発注側、受注側にちょうどよい案件がミツカールといいなと思います。名前に惹かれて紹介してみました。

ニュース 2021.02.23
レヴィから一言 「デザイン」を中心にした各種コンサルティングサービスを手掛けるGoodpatchさんが、可視化による合意形成のためのデザインプロセス「TORO」を発表しました。「プロジェクト初期段階でのコンセプトや世界観をビジュアル化することによりプロジェクト推進を加速するビジュアルドリブンプロセス」とあります。システミングも「可視化による合意」を重視しているので、参考にできそうなところは多そうです。無料でダウンロードできる資料には豊富な事例も紹介されています。

参考 2021.02.22
レヴィから一言 日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)が開催したオンラインセミナーの動画です。オムロンのインキュベーションセンター長が「イノベーション」や「DX人材」について関西弁で軽快に解説してくれます。前半は若干教科書的な話ではありますが、関西弁のおかげで飽きません。後半は「世界観のデザイン」や「起承転結人財」などの概念が勉強になりました。

参考 2021.02.21
レヴィから一言 決断力のない上司を批判する記事かなと思って読みはじめたのですが、どちらかと言うとシステム思考(特に因果ループ図)を使って上司側の悩みを説明する記事でした。「目標があるのに続かない」「努力はしているのに結果が出ない」「個々は優秀なのに、全体としてはうまく機能しない」などの課題に対してどのようにシステム思考が有効かを説明しています(具体的な解決方法や事例までは書かれていません)。

イベント 2021.02.20
レヴィから一言 ソフトウェアテスト分野の技術者が集まり、研究発表や事例紹介などが行われるJaSSTのシンポジウムがオンラインで開催されます。プログラムを見るとたくさんの面白そうなセッションがありますが、SDLとして特に気になるものとしてチュートリアル「価値につながる要件・仕様からテストを考える」と招待講演「パターンQA2AQによるアジャイル品質のマインド、体制、プロセス、技術」を挙げておきます。

参考 2021.02.19
DX レポートを読み解こう!
引用元:YouTube/SAPJAPAN
レヴィから一言 ヨーロッパ最大のソフトウェア企業であるSAPの日本法人(SAPジャパン)が制作・公開している解説動画です。経産省がまとめている「DXレポート」について、イラストなどをつかってわかりやすく解説しています。項目ごとに数分の動画にまとめられているので、気軽に見ることができます。DXレポートやDXレポート2はA4のドキュメント数十枚におよぶので、そんなの読んでられないよという人はSAPさんの動画でサクッと内容を掴んでしまうのがおすすめです。

参考 2021.02.18
レヴィから一言正しいものを正しくつくる プロダクトをつくるとはどういうことなのか、あるいはアジャイルのその先について」の著者である市⾕聡啓さんによる講演について、スライドを引用しながら要点をまとめている記事です。開発プロセスやマネジメントに関する前半の内容も勉強になるのですが、後半の「理解不足による破綻」のところがシステミングにとても関わりがある部分でした。開発においてお互い(ユーザー/開発者間やチームメンバー間)の理解が重要というのはシステミングが扱っている大きなテーマの一つです。ビューの分割とモデルの記述が「理解」の助けになるはずです。

イベント 2021.02.17
システム思考を体験してみよう <zoomによるオンライン開催>
引用元:こくちーずプロ/きたのしろくま
レヴィから一言 ソフトウェアプロセス改善手法「SaPID」の開発者が主催するシステム思考の勉強会です。なんとこの勉強会では、レヴィが発行した(そしてシステムデザイン研究所が制作を担当した)システミングガイドブックを教材として使用して頂くことになりました。少しでもお役に立てることがとてもうれしいです。無料で誰でも参加できるので、ご関心のある方はぜひお申し込みを。

イベント 2021.02.16
レヴィから一言 事業開発に関する無料のオンラインセミナーです。シナリオプランニング、仮説検証、アジャイルなど、プロダクト開発でもよく聞く言葉やテクニックについて、基本的な考え方や事業開発への適用などについて専門家のお話を聞けるようです。

参考 2021.02.15
レヴィから一言 アジャイルや組織改革の専門家による解説記事とQ&Aをまとめた記事です。開発した機能数やリリース数などのアウトプット指標ばかりに着目してしまい、顧客の課題解決をおざなりにしてしまう状況を指す「ビルドトラップ」について、例や対処法が解説されています。「7つの対処法」として挙げられているものはどれも真に実践するのが大変なものばかりですが、重視すべき考え方の全体像を知ることができるので参考になります。

参考 2021.02.14
レヴィから一言 MVP:Minimum Viable Productの意義について、学習戦略と合意形成手段という2つの軸から説明されています。学習戦略軸については同筆者のこちらの記事でも短くまとめられています。合意形成軸の方はよくある「クライアントとの合意」だけでなく、開発主体側の着地点やコミットメントラインの調整にも触れられていて、なるほどなと思いました。

イベント 2021.02.13
レヴィから一言 昨日紹介した開発者向けイベントDevelopers Summit 2021で予定されているセッションのうち、プロダクト開発に関連するオススメがピックアップされています。プロジェクトマネージャーはもちろん、設計開発に携わる皆さんにとってとても参考になりそうな発表が満載です。

イベント 2021.02.12
Developers Summit 2021 We are New Normal
引用元:株式会社翔泳社
レヴィから一言 翔泳社のCodeZine編集部が主催するソフトウェア開発者向けの大型イベント「Developers Summit(通称:デブサミ)」が2/18-19に開催されます。昨年2月はぎりぎりオフライン開催できたそうですが、今回はオンライン開催です。サブタイトルにも「ニューノーマル」という言葉が含まれていて、リモートや分散での開発などが大きなテーマになりそうです。

参考 2021.02.11
レヴィから一言 アジャイルやプロダクト思考の経験が抱負な専門家2名へのインタビュー形式で「プロダクト開発で起こりがちな問題の本質とその解決策」についてか書かれた記事です。「個々が持っている専門性」を統合するために組織されるのが「プロダクトチーム」であり、統合のための方法論が「アジャイル」であるという捉え方がなるほどなと思いました。レヴィ的には、この文章の「アジャイル」を「システミング」に変えてもOKです。

参考 2021.02.10
UXデザインってむずかしい?
引用元:EXA CORPORATION
レヴィから一言 IBMとJFEスチールを母体とするSIerであるエクサさんが公開している技術資料からオススメを一つ紹介します。多くの人が「なんとなく」で使っているUXデザインという言葉の概念や位置づけについてわかりやすく整理しているのに加え、手法の詳細な説明をあわせた具体例を抱負に掲載してくれています。他にも参考になる技術資料が多く、こちらで公開されています。

イベント 2021.02.09
レヴィから一言 ソフトウェアのテストや品質向上支援サービスを手掛ける株式会社バルテスさんと弊社レヴィが共同で、無料のウェビナーを開催します。レヴィからは共同創業者の萩原が登壇し、システミングを用いた要求分析の進め方や具体的なモデリングの方法について紹介します。システムエンジニア、プロジェクトマネージャ、開発・テストエンジニアにお勧めの内容となっていますので、ぜひご参加下さい。誰でも無料で参加できます。

参考 2021.02.08
レヴィから一言 プロジェクトマネジメントの文脈でプロセスフロー図(PFD)について紹介されている記事ですが、例として挙げられている「要件定義のプロセスフロー」はシステム設計の文脈でも重要です。プロセスの中に「ベースライン化」が入っているのがいいですね。現状のシステミングではベースライン化を上手く表現できていないので、どうやったらうまく表現できるか考えてみたいところです。

参考 2021.02.07
レヴィから一言 「DXが成功するか否かは最初の3ヶ月で決まる」と宣言した上で、成否を握るポイントと具体例を紹介している記事です。成否を握る重要なポイントとして「課題の理解」や「目的の設定」などが挙げられていて、システム設計で言うところの「上流設計」に相当します。レヴィもまさにその点に着目していて、DXの上流設計を扱ったワークショップなども提供しています。

参考 2021.02.06
レヴィから一言 Yahooショッピングの機能更新に際して、ドメイン駆動設計の考え方を駆使した様子を紹介してくれている記事です。ドメインモデルの構築、レイヤードアーキテクチャによる疎結合化、コードへの反映と実際の設計&実装の流れに沿って書かれているのでとてもイメージしやすいです。モデルやコードもかなり具体的なものが載っているので、ありがたいです。

参考 2021.02.05
レヴィから一言 サービスを利用している顧客に利用状況や要望をヒアリングし、その結果をプロダクトの改善に活かすプロセスについて、具体例に基づいて解説している記事です。具体例にはBtoBマーケティングツールである「ferret One」が取り上げられています。ヒアリング結果を社内やチーム内で共有するための取り組みや会議体の設置などについても触れられており、参考になります。特に隔週で社内全体に顧客の声を共有する「Uber Voice」という取り組みが面白いです。

ニュース 2021.02.04
レヴィから一言 セイコーグループにおいてソリューションの設計開発などを手掛けるセイコーソリューションズ株式会社が、IT業務へのデザイン思考導入を目的とした人材育成サービス「デザイン思考大学院」の提供を開始するとのことです。プログラムには「B2Bのためのデザイン思考入門」や「デザイン思考とリモートコラボレーション」など、気になるタイトルがいっぱいです。無料トライアルもあるようですので、興味のある方にはちょうど良さそうです。「システム思考」の方についてはぜひレヴィの研修プログラムをご利用下さい。

ニュース 2021.02.03
レヴィから一言 従業員数100名以上500名以下の中規模開発会社へのアンケート結果が公開されました。課題感として回答が多かった「仕様工程による手戻りが多い」や「方法論を正しく理解したPMが見つからない」、自由記述で挙げられていた「技術者教育の遅れ」「仕様変更が多発し、進捗に大きな影響が出る」などについて、システミングが有効じゃないかと思っています。AIやIoTの開発に適切なプロセスは?という問に対して最も多かった「ウォーターフォールとアジャイルのハイブリット型」についてもシステミングで扱えるように考えていきたいです。

イベント 2021.02.02
レヴィから一言 システムズエンジニアリングの国際的な専門組織であるINCOSEの日本支部にあたるJCOSEが開催するワークショップです。先月末に開催されたINCOSEワークショップの情報共有がある他、参加者同士の意見交換の場などが設けられます。今回が第1回目とのことなので、国内のSEコミュニティに参加したいという方にはよいきっかけになりそうです。

ニュース 2021.02.01
レヴィから一言 デザイン思考の能力を評価するオンラインアセスメントツール「デザイン思考テスト」の受験者数が5万人を超えたというプレスリリースです。オンラインテストでどのように評価するのか気になるので、機会があったら受けてみたいです。そして「システム思考テスト」に相当するものはぜひレヴィがつくりたいものです。現在、システムモデルを描く/読むのレベル別達成度までは定義できているのですが、評価方法はまだまだ構築中です。

参考 2021.01.31
視点を分けて業務システムを可視化
引用元:ITmedia エンタープライズ
レヴィから一言 昨日紹介した文献と同じくちょっと古い(2005年)記事ですが、ものすごく勉強になるので紹介します。ネット上には古くても参考になる記事が多くありますね。Pickup Newsではそのような「ちょっと古いけど役に立つ記事」も積極的に紹介していこうと思います。今回紹介する記事は業務システムをモデル化するという内容で、視点を分けたりモデル間のつながりに着目したりと、システミングに通じる考え方が満載です。

参考 2021.01.30
特集 要求工学:1.要求工学の現状と課題
引用元:情報処理学会会誌「情報処理」Vol.49/No.4
レヴィから一言 少し古い文献ですが、要求工学に関して概要、範囲、動向、フレームワーク、課題などが良く整理されていてとても参考になります。要求工学の分野でどのようなアプローチや議論があるのか、その全体像がよく分かります。また、いろいろなフレームワークについて要求定義プロセスへの対応や実用性/成熟度などの分類などが整理されていて、分かりやすいです。

参考 2021.01.29
レヴィから一言 機能要件と非機能要件の違いや、非機能要件について考える際の注意点、基本的な非機能テストの分類など、機能/非機能要件について様々な観点からコンパクトな解説をしてくれている記事です。短くてサクッと読めるので、「機能」「非機能」「要件」などの言葉について曖昧だった方は一度チェックしておくとよいと思います。

イベント 2021.01.28
レヴィから一言 世界のシステムズエンジニアリングをリードする国際的な組織「INCOSE」が毎年主催しているワークショップが、オンラインイベントとして開催されます。世界各国の技術者、研究者が集まり、MBSE、プロダクトライン、ヒューマンシステムズインテグレーション、ソーシャルシステム等、様々なテーマのワークショップが開催されます。今年は10年に1度(くらい)しか発表されないSystems Engineering Visionに関するセッションも実施されます。

イベント 2021.01.27
レヴィから一言 「リーンDX」などの独自手法を用いてグローバル企業のDX先導を手掛けるCI&Tさんによる無料のウェビナーが開催されます。DXがテーマとなっていますが、DXそのものではなくて、DXの成功に必要な組織のマインドセットやプロセスに着目した内容になっているようです。同タイトルのホワイトペーパーも用意されており、事前に読んでおくことがおすすめされています。

その他 2021.01.26
レヴィから一言 参加者からのボトムアップなナレッジ共有により「誰でもいつでも利用できる標準手順」の集積を目指していたらしいサイト「Open Process」からアクセスできるエンタープライズアプリケーション開発における成果物テンプレートです。これを眺めているだけでも、大規模なシステムの開発において、どんな成果物をどのように作っていかなければならないのかをなんとなくつかむことができます。各項目にはサンプルもついているので、具体的な成果物の姿をイメージしやすいです。残念ながらOpen Processの更新自体は3年ほど前に止まっているようです。

参考 2021.01.25
レヴィから一言 自動車業界におけるMBSEとMBDの取り組みや、会社を横断したモデル共有の取り組みについて簡単に紹介されています。MBSEの概要とMBDとの関係について必要最小限のことが端的にまとまっているので分かりやすいです。モデルの共有・交換については、共有ハブに必要な事項としてツールに依存しないこと、トレーサビリティ、機密保持などが挙げられ、JAMA(自動車関連の業界団体)ではどのようにそれを実現しているのかを(簡単に)説明しています。ここでの「モデル」はSimulinkなどのシミュレーションモデル/計算モデルのことです。

イベント 2021.01.24
レヴィから一言 システムズアプローチによる取組の最新事例について充実したお話が聞けそうなイベントです。3日間に渡って開催され、ヤマハ発動機、マツダ、パナソニック、本田技研など国内のメーカーによるシステムズエンジニアリングの事例が紹介されます。これだけの事例が聞けて、オンラインかつ無料というのはとてもお得ですね。

参考 2021.01.23
レヴィから一言 システムの設計や検証において着目するべき「品質」をどのように特定していくかについて、パターンを整理して示している記事です。「品質シナリオ」や「品質ストーリー」など、すぐにでも使えそうな考え方が具体的な観点と一緒にまとめられています。システミングにおいても品質や検証は重要なビューを構成しますので、関心のある方はぜひチェックしてみて下さい。

ニュース 2021.01.22
レヴィから一言 市民参加型の議論のためのオンラインプラットフォーム「Decidim」を使って、みなとみらい周辺地域における民間主体の取組を決定するという実証実験が行われるそうです。レヴィ的に注目なのは「システムズエンジニアリングの考え方を応用して手戻りのない合意形成をする」とあるところです。システムズエンジニアリングの手法がどのように効果を発揮するのか、楽しみです。

イベント 2021.01.21
レヴィから一言 組み込みシステムにおけるソフトウェアおよびハードウェアのデザイン手法に関する大型のイベントです。パシフィコ横浜でのオンサイト参加に加え、リモートでの参加も可能なようです。AI、IoT、SoC(System on a Chip)など、現代的な技術を含むシステムの設計手法に関して様々な発表が行われます。基調講演の「夢から現実へ!人工流れ星の実現に向けて」も面白そうです。

参考 2021.01.20
レヴィから一言 システム開発のプロセスを大きく「外部設計」と「内部設計」に分けて、それぞれのアウトプットや特徴について説明してくれている記事です。システミングのビューモデルでも、システムデザインに必要なビューを大きく「システムを外から見る」と「システムの中を見る」に分けています。この記事で言うところの要件定義と外部設計がシステミングにおける「システムを外から見る」に相当します。

ニュース 2021.01.19
レヴィから一言 1ヶ月ほど前に公開されたものになりますが、重要なのでニュースとして取り上げます。経産省がまとめたDXレポートの第二弾です。ベンダー企業のビジネスモデルや開発スキームも変えていかなければならないということまで書いてあります。「DX人材」についても少し書いてあるのですが、具体的にどういうスキルが必要なのかはあまり書いていません。レヴィ的には、システム思考やシステミングのような視点・考え方こそ、DX人材に必要ではないかと思っています。

参考 2021.1.18
レヴィから一言 国際的なアジャイルのカンファレンスで「アジャイルのアンチパターン」について講演したスクラムマスターへのインタビューをまとめた記事です。「あいまいなスプリント目標」や「チーム内におけるクロスファンクション性の欠如」などのアンチパターンが挙げられた上で、「なぜそれらが起こるのか?」と「避けるためにはどうしたらよいか?」について示されています。

参考 2021.1.17
レヴィから一言 いろいろな分野でチラホラと聞くようになってきた「モジュラーデザイン」について、従来の設計思想との違いや自動車業界における動向、そしてなぜか語源の話までをまとめてくれている記事です。システムデザイン的には、SoI(System of Interest:着目するシステム)を「製品群」や「業界構造」くらいまで広く設定すると、モジュラーデザインという実現解が出てくると思います。

イベント 2021.1.16
システムイノベーションのケーススタディ講座(第一回)
引用元:一般社団法人システムイノベーションセンター(SIC)
レヴィから一言 「システム化」に関する産業界主導のコミュニティであるSICが主催するケーススタディの勉強会が開催されます。今回はJR東日本の東京圏輸送管理システムATOSを題材にして、大規模システムの設計・運用論やシステムアーキテクチャの構成論について議論するとのことです。めちゃくちゃ勉強になりそうです。

参考 2021.1.15
レヴィから一言 UXデザインをテーマにしたブログの中でまとめられていた用語集です。単に用語が載っているだけでなく、各用語について記事が作成されていて、例も含めて詳しく説明されています。OOUI、サービスブループリント、ステークホルダーマップなど、システムデザインに関係する用語もいくつか取り上げられており、勉強になります。

イベント 2021.1.14
HENNGE NOW! 2021.2.15[MON]-2.20[SAT]
引用元:HENNGE株式会社
レヴィから一言 クラウドセキュリティサービスを手掛けるHENNGE株式会社さんが開催するオンラインカンファレンスです。SaaS ✕ DXがテーマであり、様々なDXの取り組み事例についてお話を聞けるようです。大企業や教育、行政など幅広い分野のスピーカーが登壇するので、気になる発表を見てみるのはいかがでしょうか?無料(事前登録制)とのことです。

参考 2021.1.13
レヴィから一言 JAXAが公開している(宇宙開発における)システムズエンジニアリングの基本的な用語、意義、実践方法について解説している資料です。宇宙開発に限らず、複雑なシステムを設計する際に重要となる考え方がたくさん載っています。レヴィがまとめているサルNASAシリーズとだいたい同じことが書いているので、そちらも合わせてお読み下さい。

参考 2021.1.12
基本設計の基礎
引用元:日経XTECH
レヴィから一言 10年以上前の記事で少し古いですが、ソフトウェアの基本設計について参考になる話題がとてもよくまとまっているのでピックアップしておきます。入門者や、もう一度設計について頭を整理しておこうという人にはおすすめの記事です。特にPart3以降の後半ではオブジェクト指向、設計パターン、レビューの勘所などについて扱っており、一見の価値ありです。

参考 2021.1.11
レヴィから一言 昨日紹介したニュースと同じく自動車業界における課題に関連する記事です。昨日の例は組織を横断する際の分断に関連する話題でしたが、こちらの記事で扱われているのは「シニアエンジニアとビギナーエンジニアの間の分断」です。同じ組織や分野であったとしても、経験によって視点や言葉異なり、分断が発生します。このような場合もシステミングによって分断を解消できるかもしれません。ニューノーマルな時代では「設計者は先輩の背中を見て育つ」というのも難しくなるかもしれないので、システミングのような考え方が重要になるのではないかと思っています。

ニュース 2021.1.10
レヴィから一言 大きく変化するビジネス環境に対応するために、組織や分野を横断した取り組みを必要とする企業が増えています。ここでは直近のニュースとしてスバルの例を取り上げましたが、様々な業界の様々な企業にも同じことが言えるのではないでしょうか?しかし「横断しろ」と言われてすぐに横断できるなら苦労はありません。組織や分野が異なると、視点や言葉が揃わずにチームのパフォーマンスが十分に発揮されないことが多くなります。そのような場合にシステム思考やシステミングが活用できると私達は考えています。例えば、ビューに分けてモノゴト(システム)を表現しながらコミュニケーションすることが有効です。それにより、視点を合わせて同じ景色を見ながら協働することができるからです。

イベント 2021.1.9
レヴィから一言 一般社団法人体験設計支援コンソーシアム(CXDS)が開催する無料のウェビナーです。CXDSは体験設計を「組込技術、IoT、ロボット、AIなどの技術を用いて人と社会の新たな経験価値を創造する行為」と定義しています。今回のウェビナーでは、体験設計とは何か?に関する講演に加え、5社における事例の紹介があるようです。

参考 2021.1.8
How Complex Systems Fail
引用元:written by Richard I. Cook
レヴィから一言 シカゴ大学の著名な教授がまとめた「なぜ複雑なシステムは失敗するのか?」です。独立した事故原因などというものはない(7)、hindsight bias[後知恵バイアス]が失敗原因の適切な分析を妨げる(8)、スキルや専門知識のトレーニングと洗練はシステムに必要な機能の一つ(13)、変化は新しい失敗を生み出す(14)など、複雑システムの設計や運用を考える上で重要な視点が端的にまとめられています。

ニュース 2021.1.7
レヴィから一言 開発案件のマッチングプラットフォームなどを手掛ける株式会社マイムさんによるプレスリリースです。システム開発における『不都合な真実や、絶対に見誤ってはいけないこと、改善策など』をTipsとして発信するサイトを公開したとのことです。技術の選定や開発チーム構築におけるポイントが、短時間で読める記事にまとめられています。

参考 2021.1.6
レヴィから一言 異なる専門性を持つ人の間のコラボレーションについて考察したブログ記事です。コラボレーションのパターンをシステムモデル的なイメージで分類&形式化した上で、それぞれの特徴や目的に合わせたチームデザインについて述べています。レベルの高いコラボチームの例として、小惑星探査機「はやぶさ」のチームが挙げられていました。筆者の著作の要約記事のようですので、気になる人は出典元をチェックです。

イベント 2021.1.5
レヴィから一言 IPAのアジャイルWGによるオンラインワークショップが開催されます。「アジャイル体験ワーク」という時間がとられており、アジャイル的な振る舞いとはどんなものなのかをオンラインで体験できるそうです。対象は「アジャイル開発者以外の~」「学生や社会人1~2年目」とあるので入門的な内容だと思われます。アジャイルってよく聞くけど実際にはどういうことなんだろう?と思っている人には、よいきっかけとなりそうです。

イベント 2021.1.4
プロジェクトマネジメント学会 2021年新春PMセミナ
引用元:一般社団法人プロジェクトマネジメント学会
レヴィから一言 「ニューノーマル時代のプロジェクトマネジメントに向けた取り組み」をテーマにプロジェクトマネジメント学会が開催するイベントです。オンライン開催なのと非会員でもわずか1000円なので、どなたでも参加しやすい形となっています。NEC、日立、IBM、富士通などの大企業によるニューノーマルに向けたPMの取り組みについてお話を聞くことができそうです。

参考 2021.1.3
レヴィから一言 システムの構築が進むにつれて開発が遅くなっていく原因を「既存の法律に矛盾しないように新しい法律をつくる」という例で説明するなど、例え話を用いてリファクタリングの重要性について分かりやすく説明してくれています。短い記事ですが簡単なコード例なども記載されていてイメージしやすいので、ビギナーやビジネスサイドの人もサクッと読めます。

その他 2021.1.2
レヴィから一言 小学生が開発したすごいシステム(ゲームが多め)に対する反応のまとめです。プレゼンも面白いですし、「創りたいもの作ってる点で普通に負けてる」「小学生から『アジャイル開発』や『PDCAサイクル』という言葉が出てくる時代になったんだな」など、大人たちのコメントも面白いです。そのうち小学生から「システムデザイン」や「システミング」という言葉が出てくるとすごいなと思います(すこしトライもしています)。

参考 2021.1.1
レヴィから一言 システム開発における上流工程について網羅的にまとめてあるブログ記事を見つけました。上流工程に必要なスキルや上流工程職に転向するためのキャリアプランなどにも言及していて面白いです。後半では企画、要件定義、基本設計についての具体的な用語や例が丁寧に示されていてとても参考になります。

ニュース 2020.12.31
『企業IT動向調査2021』第2回緊急実態調査の結果のご案内
引用元:一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会
レヴィから一言 2020年最後の紹介記事は、コロナ禍がシステム開発に与えたインパクトに関する調査結果です。リモート化によって「要件定義や設計レビューの際の指摘事項への理解度がどうしても低くなる」や「若手や新規採用者に対するOJTが難しくなった」という課題が生じているようです。まさにシステミングやBalusが活用できる領域なので、新時代のシステム開発にお役に立てるよう頑張っていきたいと思います。

参考 2020.12.30
レヴィから一言 宇宙科学研究所のコラムで、システム設計に関する話題が取り上げられていました。宇宙探査機のシステム設計を自転車旅行の準備に例える書き出しから、火星サンプルリターンを目指した具体的なシステム設計の話まで、読みごたえのある記事です。

イベント 2020.12.29
「システム×デザイン思考」実践講座 開催のお知らせ
引用元:一般社団法人長野ITコラボレーションプラットフォーム
レヴィから一言 「システム✕デザイン思考」をテーマとしたイベントの紹介です。長野で実施されるものですが、初回のオンラインオープニングセミナーは誰でも参加できるようです。「システム×デザイン思考」とは何か?をテーマした基調講演の他、セイコーエプソンや日本ユニシスの取り組み事例も聞けるようですので、なかなか面白そうです。

ニュース 2020.12.28
レヴィから一言 システムデザインに関するニュースを探していたら、本サイトに関する記事を見つけました。ループになってしまいますが、せっかくなので紹介させて下さい。『「視野を広げろと上司に言われたが方法が分からない」といった若手ビジネスパーソンにも役立ちそうな』という書き出しが参考になりました。そのうたい文句、使わせて頂きます。

参考 2020.12.27
新しいビジネスモデルの作成(構築)方法
引用元:変化から進化の物語へ/(株)Salt
レヴィから一言 ビジネスについて記述するツールとしてよく知られている「ビジネスモデルキャンバス」ではなく、システムモデルを使ってビジネスをダイナミックにモデリングしながら考えよう!という記事です。システムモデルを用いたビジネスモデリングの概要が載っていますが、その中身は紹介されていないので、気になる人は「ICONIX」などのキーワードでググってみて下さい。

イベント 2020.12.26
レヴィから一言 「DXプロジェクトを成功に導くためのデザイン思考」に関して無料でお話が聞けるオンラインセミナーが開催されるようです。講師はHCD(人間中心設計)の専門家とのことです。レヴィは「DXプロジェクトを成功に導くためのシステム思考」についていつも考えているので、合わせ技で挑めば、DXできちゃうかもしれません。

参考 2020.12.25
レヴィから一言 「システムの目的」について、開発者と使用者の間の認識合わせはとても重要です。この記事では、システムの目的が果たされずにベンダーとユーザーの間で裁判になった例が取り上げられていて、その経緯や結果がとても興味深いです。システミングの考え方を表現した図であるビューモデルでは、「目的」を左端に配置して、右端の「システム」にどうつなげていくかを考えます。システミングを使って目的からゴールを導出し、ゴールについてしっかりと合意をとっておけば、この記事にあるような裁判を避けることができるかもしれません。

ニュース 2020.12.24
レヴィから一言 「DXを推進する上での障壁は何か?」というインタビュー調査の結果で初めてトップが「コスト」から「人材の不足」になったとのことです。レヴィが提案するシステミングは、有用なシステムを構築するために必要な視点やフレームを個人だけでなくチームに与えることができると思っています。DX推進の人材育成のような場面にこそシステミングが使える!と自信を持って言えるようになりたいところです。

参考 2020.12.23
鬼滅の概念モデリング
引用元:Qiita @ts7i
レヴィから一言 映画が大ヒット中の「鬼滅の刃」に登場する鬼殺隊を概念モデルで表現するという記事です。ネタ系記事かと思いきや、ものすごくしっかりとモデリングしているので、とても参考になります。概念モデルで表すと鬼殺隊の組織構造がけっこう複雑なことが分かります。ひたすら鬼滅の刃をモデル化した後はいきなりドメイン駆動開発の真面目な解説になるところも面白かったです。

参考 2020.12.22
業務フロー図作成は生産性向上への第一歩
引用元:東商ICTスクエア(東京商工会議所)
レヴィから一言 東京商工会議所さんのコラムで業務フロー図について触れられていました。意義、描き方、注意点などがコンパクトにまとまっていて、業務フロー図についてサッと知るのにちょうど良い記事です。レヴィも業務フロー図の入門者向けガイドを公開しているので、あわせてご利用ください。

イベント 2020.12.21
レヴィから一言 文化人類学の研究でエスノグラフィー(異文化の生活に自ら入り込んで内側から理解したり調査したりする調査方法)を実践しているフィールドワーカーと、システム開発におけるアジャイルコーチの間に共通点があるという視点からのトークイベントのようで、とてもおもしろそうです。「アジャイルコーチもフィールドワーカーも人間ですから、段々と精神が不安定になってくることもあります。その場合の乗り切り方の話。」が気になります。[2021.1.21開催]

参考 2020.12.20
レヴィから一言 「情報の意味を定義するための概念・仕組み」を示す<オントロジー>について学びはじめる前に抑えておくこととして、情報とは何か、情報の記述形式、言葉同士のつながりなどに関することが端的にまとまっている記事です。システムデザインにおいては、システムが扱う情報の関係性を整理・表現することが大事な場面が多くあります。まずはこの記事にあるような基本的なことを抑えておくと、オントロジー的な思考や表現が必要になったときに慌てなくてすむかもしれません。

イベント 2020.12.19
レヴィから一言 コミュニケーションの道具としての「図の活用」について扱ったセミナーが開催されるようです。目次には概念図、構成図などの具体的な図の話から「図頭力」という謎の力の話まで入っており、とても面白そうです。[2021.2.8開催]

ニュース 2020.12.18
レヴィから一言 PML(製品ライフサイクル管理)関連の調査&コンサル大手であるCIMdataが11月に開催した会議「PLM Road Map 2020」における議論のハイライトが発表されました。IoT、Digitalization、Industry4.0などのキーワードと共に、MBSEやツールの統合、複雑化への対処などが今後のビジネスでますます重要になってくるということが繰り返し強調されています。

参考 2020.12.17
レヴィから一言 ヤフーでスクラムを実践している開発者たちがどのような本を読んで、どんな勉強会に参加しているかなどについて具体的に列挙されています。経験年数ごとに分けて記載されているので、自分の立ち位置と照らし合わせて参考にすることができます。最後に記載されている「過去の自分にどんなアドバイスを送るか?」の部分に筆者の経験が凝縮されていて、ここだけでも読む価値があります。

参考 2020.12.16
レヴィから一言 業務システムの上流設計では業務プロセスの理解がとても重要です。このコラムでは、業務プロセスをモデリングして可視化することの重要性やポイントがまとめられています。業務プロセスを階層(レベル、粒度)に分けて考える場合の例なども示されており、分かりやすいです。

イベント 2020.12.15
レヴィから一言 「QCD向上のために、どのように設計書を書けばいいのか?」について専門家が解説するウェビナーが開催されます。テスト・品質向上の観点から見た設計書の書き方と、標準化を意識したシステム設計書の書き方の二本立てという、とても役に立ちそうなラインナップです。

参考 2020.12.14
要求工学:現実と仮想をつなぐために
引用元:J-STAGE/コンピュータソフトウェア29巻2号
レヴィから一言 少し前の文献ですが、要求分析や要求定義に関する様々な手法と資料が網羅的にまとまっていてとても参考になるので紹介します。シナリオ分析、ユースケース分析、ゴール指向分析、KAOS法、i*法…など様々な手法について概要と資料が示されています。手法が並べられているだけでなく、要求獲得技術の全体を手法の特性と対象システムの特性の2軸でマッピングするなど、全体像が示されているのも分かりやすいです。

イベント 2020.12.13
レヴィから一言 SIEMENS社により、MBSE(モデルベースシステムズエンジニアリング)に基づく自動車開発について知ることのできるウェビナーが開催されます。先進運転支援システムや自動運転など、現代的な自動車開発においてMBSEはどのように活躍するのでしょうか?とても気になる内容です。

参考 2020.12.12
レヴィから一言 構想、試作、量産試作、量産というプロセスについて、手戻りのコスト面についても触れながら分かりやすくまとまっています。最初の図では「設計」が試作の中にまるっと入っていて表には出ていませんが、読み進めていくと設計の重要性や設計レビューの有用性などの話が出てきます。

その他 2020.12.11
Systems thinking, systems doing
引用元:nature.com
レヴィから一言 世界的に有名な科学雑誌「Nature」の関連誌で「農業や食品に関するテーマ」を扱っているNature Foodにシステム思考の必要性を主張する論説が掲載されていました。食品の世界的な供給・流通に(グローバルなフードシステム)について考えるときにシステム思考が必要だというものです。食品というレヴィが扱っているソフトウェアや電子回路とはだいぶ異なる分野ですが、システム思考という同じアプローチが有効なのですね。

ニュース 2020.12.10
astah* 8.3 リリースノート
引用元:Change Vision, Inc
レヴィから一言 チェンジビジョン社のシステムモデリングツール「astah」のv8.3がリリースされました。クラス図の自動生成時にサブパッケージを自動で展開する機能が追加されたり、リンク(線)が他のリンクと交差するときの表現機能が改善したりしたそうです。複雑なモデルになるとどうしてもリンクが交差してしまうので、分かりやすく描けるのはとてもよいですよね。

ニュース 2020.12.09
レヴィから一言 リユース事業を展開するハードオフコーポレーションがソフトウェア開発会社と事業提携を結んだというニュースです。様々な業種でDXが進んで行くのですね。中古品販売は業務フローが複雑そうなので、DXは大きなチャレンジになりそうです。

イベント 2020.12.08
レヴィから一言 ソフトウェア技術者協会(SEA)の分科会でMBSEが主題となるようです。オンライン開催なので気軽に参加できます。主に自動車がフィールドのようで、勉強になりそうです。

参考 2020.12.07
レヴィから一言 2020年10月にオンライン開催されたCEATEC2020の特別セッションの様子がレポートされていました。サイバーフィジカルシステム、Soceity5.0、DXなどのよく聞く「これからの社会」を効果的に実現するにあたって「アーキテクチャ」をよく考える必要性について著名な方たちが言及しています。

イベント 2020.12.06
レヴィから一言 情報サービス産業協会(JISA)が主催するシンポジウムがオンライン開催されます。白坂先生による基調講演「新たな社会・産業構造をデザインするアーキテクチャというアプローチ」が面白そうです。他にも「アジャイルPMO」や「レビュー自動化支援」など、気になるセッションがたくさんです。

ニュース 2020.12.05
レヴィから一言 プリント基板の回路設計ツール業界の大手である図研がMBSEに向けた取り組みをどんどん強化しています。回路設計者や回路設計企業も「回路」だけに注力していてはビジネスが難しい時代になると想定しているのでしょう。こちらの記事も合わせてご覧になると動きがよく分かります。

参考 2020.12.04
レヴィから一言 要件定義の意義やプロセス、基本的な用語についてとてもよくまとまっていて分かりやすい記事を見つけました。アウトプットの例が豊富で分かりやすい上に、アウトプット同士の関係性をまとめた全体俯瞰的な図もあって非常に分かりやすいです。これはシステミングではビューモデルに相当しそうです。

ニュース 2020.12.03
レヴィから一言 株式会社デンソークリエイトさんによる、大規模で複雑なシステムの設計支援ツール「Next Design」の一般販売が開始されました。様々な設計情報の間の関連性と構造を定義した「メタモデル」が定義できるというのが面白いなと思いました。システミングにおけるビューモデルがまさにそのようなモデルに相当するのではないかと思います

参考 2020.12.02
レヴィから一言 大阪大学さんの授業レポートに面白いものがありました。システム思考を扱った授業のようで、「Keep cool(キープクール)」というボードゲームを導入教材として扱っています。レヴィも導入教材としてオリジナルのボードゲーム「ペジテの自転車」を良く使うので、ゲームを使った授業のレポートはとても参考になります。Keep coolは今度プレイしてみたいなと思います。

参考 2020.12.01
レヴィから一言 「ボルネオ島の猫」という、システム思考を語る上で良く引き合いに出されるエピソードがアニメーションでまとめられています。WHO(世界保健機構)がマラリアを媒介する蚊を減らすために殺虫剤(DDT)を散布したら、複雑に絡み合った自然システムに対して予期せぬ影響が出て、最終的にはイギリス空軍が1万4千匹の猫をパラシュートで投下するはめになったというものです。※史実としては投下されたのは20匹程度だったようです

Pickup Books

システムデザインやシステム思考に関連する分野の書籍をピックアップして紹介します。

2021.1.7

モデルに基づくシステムエンジニアリング

レヴィから一言 モデルベースシステムズエンジニアリングの実践方法について、具体的なシステムのモデル例と合わせて解説している参考章です。前半は利害関係者要求の定義、システム要求の分析と定義、システムアーキテクチャの構築というシステム開発の基本的な流れに沿って進むので、流れに沿って読みすすめるだけでMBSEの全体像やモデルの雰囲気を掴むことができます。具体例としては車両盗難防止システム、ETCシステム、エネルギーマネジメントシステムなどが取り上げられています。

2020.1.6

システム思考―複雑な問題の解決技法

レヴィから一言 複雑な現象をシステム思考で理解するための様々な手法について体系的かつ豊富な具体例と共に示しているシステム思考のバイブル的な本です。因果ループ図やストック&フロー図のようなシステム・ダイナミクスのモデル記述がメインなので、レヴィが扱っているシステム設計やシステム開発の話とは少し雰囲気が異なるように見えますが、根底にある「モノゴトをシステムとして捉えて、モデル化して表現する」という部分は同じです。具体例としては自動車リースビジネスの戦略、造船のプロジェクトマネジメント、イノベーションの普及などが取り上げられているので、そのような話題への興味を入り口としてシステム思考について考えるのもよいかもしれません。

2021.1.5

上流モデリングによる業務改善手法入門

レヴィから一言 アクティビティ図のようなフローモデルを用いて業務をモデリングし、問題抽出や改善提案などを行う手法についてまとめられています。フローモデルによる記述のことだけでなく、表を用いたプロセスの表現、ファシリテーション方法、問題整理の観点などについてもあわせて書かれていて、実践しやすいようになっています。自分の組織における業務改善を考えている人にも、顧客の業務を分析してシステムを設計する人にも、どちらにも役立つ内容となっています。

2020.12.28

公理的設計―複雑なシステムの単純化設計

レヴィから一言 システム設計について数学的な記述による議論を展開しているすごい本です。設計の目的、プロセス、手段などをきちんと(数学的に)定義しながら進みます。例えば、設計の世界は「顧客領域」「機能領域」「実態領域」「プロセス領域」に分かれているとして、その間の写像に対応する行列を定義します。これにより、設計の状態や結果を行列で表現することができます。数学的記述に慣れていない人には少しとっつきにくいかもしれませんが、システム設計の本質について考えることができる良書です。

2020.12.16

システムエンジニア視点でのデザイン思考

レヴィから一言 「システムエンジニアはデザイン思考をまとえば最強となる」という帯の謳い文句がかっこいいです。デザイン思考が最強装備ならば、システム思考は初期装備ですね。システム思考とデザイン思考を組み合わせると最強という説をよく聞くので、システム側の人はぜひデザイン思考にもチャレンジしてみて下さい。

2020.12.13

モデルベース要件定義テクニック

レヴィから一言 要件分析のためのモデリングフレームワーク「RDRA:リレーションシップ駆動要件分析」を考案した神崎善司氏の著書で、要件定義を素早く的確に作成するための方法やポイントがまとまっています。RDRAの基本的な考え方についても知ることができます。

2020.12.11

要求開発の基礎知識 要求プロセスと技法入門

レヴィから一言 要求開発のプロセスについて、国際標準(ISO/IEC/IEEE 29148)に基づいて体系的・網羅的に解説している本です。要求の分析、仕様化、管理の中で用いるシステムモデルや表などについて、形式をきちんと定義した上で具体例が示されているので、とても分かりやすいです。読み物としてよりも、リファレンスとして使うのが有用だと思います。

2020.12.09

システムズエンジニアリングハンドブック

レヴィから一言 システムズエンジニアリングに関する国際機関であるINCOSEが出しているハンドブックです。システムズエンジニアリングや関連用語を定義した上で、豊富な事例と参考資料をまとめています。特にISO/IEC/IEEE 15288の背景にある思想や使い方を丁寧に解説しています。

2020.12.07

世界はシステムで動く ―いま起きていることの本質をつかむ

レヴィから一言 「世界がもし100人の村だったら」の原案となったコラムや「成長の限界(1971年)」などで有名なドネラ・H・メドウズによるシステム思考の解説本です。非常に読みやすく書かれていて、システム思考のポイントや必要性について良く分かる入門的な本となっています。

2020.12.05

システムズモデリング言語SysML

レヴィから一言 MBSE(モデルベースシステムズエンジニアリング)の標準的なモデリング言語となっているSysMLについて網羅的に定義、解説、具体例を示している本です。分厚くて値もはりますが、SysMLによるモデリングを実践したい場合は、手元に置いておきたい一冊です。

2020.12.03

エンジニアリングシステムズ:複雑な技術社会において人間のニーズを満たす

レヴィから一言 システムズエンジニアリングや関連領域について、歴史的背景を含めて俯瞰的に記述している良書です。「複雑なシステムをどう扱えばよいか?」という現代社会における重要な問いに対してどのようなアプローチがあるのか、その全体像を示してくれています。

2020.12.01

学習する組織

レヴィから一言 「システム思考」という言葉がビジネス界に広まるきっかけとなった本です。モノゴト、特に組織や事業をシステムとして捉え、どう理解したり設計したりすればよいかの指針が示されています。学習する組織を実現する重要な考え方が5つのディシプリンとして整理され、そのうちの一つとして「システム思考」が挙げられています。

レヴィのシステムデザイン

システム思考やシステムデザインの考え方は様々な場面で役に立ちますが、抽象的でイメージしにくかったり、小難しくて手が出しづらいと感じている方も多いのではないかと思います。それに対してレヴィは「誰もが価値あるシステムを生み出すことができる世界の実現」を目指して、システム思考やシステムデザインのハードルを下げて広く普及する活動に取り組んでいます。そんなレヴィがまとめたシステムデザインに関する解説やガイドを紹介します。

システミングガイドブック


レヴィが提案するシステムデザインのためのフレームワーク「システミング」について基本的なことをまとめた冊子です。システミングに沿って考えることで、誰でも専門家と同じようにモノゴトを理解してシステムをデザインすることができるようになります。また、このガイドブックについて補足や具体例をまとめた「ガイドブックのガイド」シリーズも公開しています。

システム思考ガイドブック


システムデザインをマスターするためには、設計対象をシステムとして捉える「システム思考」が必須です。分かりそうでわからなかった「システムとは何か?」や「システム思考ってどんな考え方?」という問いに対してはっきりとした定義を与え、システム思考を身につける第一歩をガイドする冊子をつくりました。

サルでもわかるNASA式システム開発


NASAが公開している「NASA Systems Engineering Handbook」をできる限り簡単にして、誰にとっても読みやすいように1話完結のシリーズにまとめました。宇宙開発を進める上でNASAが重要だと考えている様々なノウハウについて、日本語で簡単に読むことができるのはここだけです。

システムモデル入門ガイド


システムを自然な形で表現した図である「システムモデル」の描き方や、設計プロセスにおける活用方法について解説した入門者のためのガイド資料を公開しています。

システミング


「システミング」を知るための導入として、「システミングの全体像」や「システムデザインの難しさ」についてWebページ上にまとめました。システミングガイドブックの前半の内容に相当します。

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論文・学会発表















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レヴィはシステムデザインに関連する各種サービス(人材育成、設計支援、ツール提供など)を提供しています。ご関心や課題をお持ちの方はお気軽にご相談下さい。

また、システムデザイン研究所のコンテンツに関するご感想やフィードバックもお待ちしています。

研究員

SDL所長

Dr. Masashi Miura / 三浦 政司


専門分野:飛翔体誘導制御、自律分散制御、工学教育、システムズエンジニアリング

大学院生時代に宇宙開発に携わったことをきっかけに複雑システムの面白さに目覚め、研究者になる。ロケットシステムの最適化、電力ネットワークの自律分散制御、菌類の相互作用モデル化など、複雑性や創発性を伴う幅広い対象を扱っている。好きなSF作家はGreg Egan。

鳥取大学学術研究院工学系部門准教授。博士(工学)。AROB Best Paper Award(2015)、計測自動制御学会制御部門賞(2015)、鳥取大学学長表彰(2016)、計測自動制御学会社会システム部会優秀論文賞(2017)など受賞歴多数。

SDL副所長

Dr. Ryosuke Yoshizawa / 吉澤 良典


専門分野:高速流体力学、UI/UX設計、システムズエンジニアリング

大学生時代にロケットのデザインに興味を持ち、手作りロケットを制作するうちにJAXAで宇宙工学研究に携わる。ロケットから人の体験までデザインの普遍性を探求し、デザインの方法論の研究・教育を実施している。好きな映画は「風の谷のナウシカ」。

元・筑波大学TIA推進室。博士(工学)。東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻修了。筑波大学第三学群工学システム学類卒業。

助手

Dr. Yohsuke Nambu / 南部 陽介


専門分野:飛翔体構造工学、振動工学、制御工学、超小型衛星、システムズエンジニアリング

宇宙構造物の振動制御が専門であったが、超小型衛星開発での苦労体験から、システムズエンジニアリングに目覚め、その普及と実践方法について探求するようになる。社長のはずなのにいつも料理している。好きな理論はZ. Cochrane博士のワープ理論。

元・大阪府立大学工学研究科助教。博士(工学)。超小型衛星OPUSAT「こすもず」の責任者を務め、2014年2月にH-IIAロケットで打ち上げた。さらに2021年2月には後継機「ひろがり」をAntaresロケットで打ち上げた。

フランスで開催された国際学会に参加した際の一枚