コンテキスト(文脈)とは「どのような状況で、どのような人やモノが、どのように関わっているのか?」などを示す言葉です。システム設計の第一歩は、システムがどのようなコンテキストで使われるのかを明らかにすることです。システムが使われるコンテキストが異なると、システムの姿や機能が大きく変化するので、コンテキストを考えることは極めて重要です。
そのようなコンテキストを分かりやすく整理するための図が「コンテキストモデル」です。この資料では、コンテキストモデルを描くための基本的な考え方やコツをまとめました。上流設計の段階でシステムの全体像をしっかりと定めて手戻りのない開発を実現したいという方にオススメです。
コンテキストモデルは「システムモデル」の一種です。システムモデルの詳細や活用方法についてはシステム思考ガイドブックやシステミングガイドブックにまとめているので、そちらも合わせてご覧下さい。