スマートフォンやクラウドサービスの登場により、ユーザーのあらゆる行動がデジタルデータ化される時代において、エンジニアの果たすべき役割も大きく変化しました。
これまでのエンジニアリングとは、事業活動の一部をIT化するにとどまっていましたが、ソフトウェアの利用者たる消費者やユーザーの行動そのものがデジタル化される中で、エンジニアリングとは事業活動の一部をIT化するのではなく、もはや事業活動そのものを構築する役割に進化したといえるでしょう。
こうした環境下でエンジニアとして市場価値を高めるためには、事業活動の全体像を構造的に理解し、ビジネスモデルの競争力の源泉たるソフトウェアを構築する力が必要です。
事業活動とソフトウェアシステムは広く深く連動直結
変化が激しく予測しづらい事業環境
増田亨さんによる、新たな設計技法の提案
戦略的協働創発型ソフトウェア設計
モダンソフトウェアエンジニアリングの実践技法
ビジネスの差別化戦略と同期し、価値を生む構造を構築。
多様な専門性を持つメンバーとの対話し、ソフトウェアに反映。
変化への適応と協働の中で、洗練された解が自然と立ち現れる。
コードも「設計活動」と再定義し、構造の整合性を維持。
新しい設計アプローチを習得するために、以下の5つの領域に焦点を当てた研修プログラムを提供いたします。
「SCSD(戦略的協働創発型ソフトウェア設計)」の実践に向けた基礎体力を養うコースです。ビジネス(財務・戦略)とエンジニアリング(要件・設計・実装)をつなぐ共通言語を習得します。学習スタイルは、自己学習と対話を組み合わせた「反転学習」形式を採用。指定課題に対し、可視化ツール「Balus」を用いて思考を図解・コード化し、セッションで互いに説明し合うことで「使える知識」へと昇華させます。競争戦略の基礎からJava/SQLをモデル記述言語に使ったモデリングと実装の実習までを幅広く相互に関連づけながら学び、システムと事業の構造を正しく捉えられるエンジニアへの第一歩を踏み出します。
競争優位を生み出すための「差別化戦略」の視点から、ビジネス活動を理解し、開発すべき機能の優先順位を判断し、適切な技術選択をする力を養います。
差別化戦略の実行に焦点を合わせた要件定義を行うスキルを習得します。変動し不確実で複雑で多義的な状況で、協働創発的・探索的に業務要件、機能要件、非機能要件を定義する考え方とやり方を学びます。
差別化戦略を効果的に実行するためのソフトウェア設計技法を学びます。競争優位性を生み出す中核の業務領域に焦点を合わせ、ソフトウェアを継続的に進化させる変更容易性に焦点を合わせたアジャイルなソフトウェア設計技法をコードレベルで学びます。
データ発生の多元化とデータ利用の多様性に対応し、差別化戦略を効果的に実行するためのデータ分析に焦点を合わせたデータモデリング技法を学びます。
※コーディングの研修はJavaで行います
2025/08/27 開催イベント「エンジニアリングマネージャーのためのソフトウェア設計再考」より
『現場で役立つシステム設計の原則』の著者・増田亨さんによる講演動画です。開発組織のパフォーマンス向上に不可欠な「設計改善スキル」について、技術的負債の解消よりもスキルアップを重視したアプローチを解説しています。
既存コードの改善に焦点を当てた、チーム全体で取り組むべき初級・中級・上級の具体的な技法と進め方をご紹介。
今すぐ始められる実践的な改善策で、チームの生産性と品質向上を図りたい方におすすめです。
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