あらゆるビジネスが、ソフトウェアと結合する時代に。

スマートフォンやクラウドサービスの登場により、ユーザーのあらゆる行動がデジタルデータ化される時代において、エンジニアの果たすべき役割も大きく変化しました。

これまでのエンジニアリングとは、事業活動の一部をIT化するにとどまっていましたが、ソフトウェアの利用者たる消費者やユーザーの行動そのものがデジタル化される中で、エンジニアリングとは事業活動の一部をIT化するのではなく、もはや事業活動そのものを構築する役割に進化したといえるでしょう。

こうした環境下でエンジニアとして市場価値を高めるためには、事業活動の全体像を構造的に理解し、ビジネスモデルの競争力の源泉たるソフトウェアを構築する力が必要です。

事業活動とソフトウェアシステムは広く深く連動直結

変化が激しく予測しづらい事業環境

予測しづらい環境では「アジリティ」が必要

予測しづらい環境では「アジリティ」が必要

ソフトウェア設計のパラダイムが
ビジネス環境の変化に追随できておらず
課題が長年変わっていない

増田亨さんによる、新たな設計技法の提案

戦略的協働創発型ソフトウェア設計

Strategic Collaborative Software Design (SCSD)

モダンソフトウェアエンジニアリングの実践技法

現代のソフトウェア開発における最大の困難は、単なる規模ではなく、「予測しづらい状況下で、絶えず変化し続ける複雑さ」にあります。SCSDは、この「変化する複雑さ」を静的なものではなく、動的に制御し活用し続けるためのモダンソフトウェアエンジニアリングの実践技法です。

SCSDを構成する要素

Strategic戦略的

ビジネスの差別化戦略と同期し、価値を生む構造を構築。

Collaborative協働型

多様な専門性を持つメンバーとの対話し、ソフトウェアに反映。

Emergent創発型

変化への適応と協働の中で、洗練された解が自然と立ち現れる。

Software Design設計

コードも「設計活動」と再定義し、構造の整合性を維持。

モダンソフトウェアエンジニアリングの実践技法とは

  • モダン (Modern): 過去の固定的なモデルではなく、現代特有の「不確実性」と「激しい変化」を前提とした課題解決。
  • ソフトウェアエンジニアリング: 個人の経験則や感覚ではなく、体系化された知識、原則、技能に基づいた工学的なアプローチ。
  • 実践技法 (Practical Methodology): 抽象的な理論の習得ではなく、実際の開発現場における「応用」と「実装」を重視した具体的手段。

戦略的協働創発型ソフトウェア設計(SCSD)を学べる研修

新しい設計アプローチを習得するために、以下の5つの領域に焦点を当てた研修プログラムを提供いたします。

初級講座

First Step

基礎から学ぶ 戦略的ソフトウェア設計入門

「SCSD(戦略的協働創発型ソフトウェア設計)」の実践に向けた基礎体力を養うコースです。ビジネス(財務・戦略)とエンジニアリング(要件・設計・実装)をつなぐ共通言語を習得します。学習スタイルは、自己学習と対話を組み合わせた「反転学習」形式を採用。指定課題に対し、可視化ツール「Balus」を用いて思考を図解・コード化し、セッションで互いに説明し合うことで「使える知識」へと昇華させます。競争戦略の基礎からJava/SQLをモデル記述言語に使ったモデリングと実装の実習までを幅広く相互に関連づけながら学び、システムと事業の構造を正しく捉えられるエンジニアへの第一歩を踏み出します。

中級講座: ビジネス理解から始める戦略的ソフトウェア設計実践講座

戦略的ソフトウェア設計のための ビジネス理解実践講座

競争優位を生み出すための「差別化戦略」の視点から、ビジネス活動を理解し、開発すべき機能の優先順位を判断し、適切な技術選択をする力を養います。

戦略的ソフトウェア設計のための 要件定義実践講座

差別化戦略の実行に焦点を合わせた要件定義を行うスキルを習得します。変動し不確実で複雑で多義的な状況で、協働創発的・探索的に業務要件、機能要件、非機能要件を定義する考え方とやり方を学びます。

戦略的ソフトウェア設計を 中心にした ソフトウェアエンジニアリング 実践講座

差別化戦略を効果的に実行するためのソフトウェア設計技法を学びます。競争優位性を生み出す中核の業務領域に焦点を合わせ、ソフトウェアを継続的に進化させる変更容易性に焦点を合わせたアジャイルなソフトウェア設計技法をコードレベルで学びます。

戦略的ソフトウェア設計に 焦点を合わせた データモデリングと データエンジニアリング実践講座

データ発生の多元化とデータ利用の多様性に対応し、差別化戦略を効果的に実行するためのデータ分析に焦点を合わせたデータモデリング技法を学びます。

※コーディングの研修はJavaで行います

講師紹介

増田 亨
有限会社システム設計

アプリケーション開発者。 ドメイン駆動設計、オブジェクト指向プログラミング、Java。著書『現場で役立つシステム設計の原則』訳書『ドメイン駆動設計をはじめよう

増田さん講演動画を無料公開中

増田亨さん講演動画
無料動画視聴

「開発チーム・開発組織の設計改善スキルの向上」

2025/08/27 開催イベント「エンジニアリングマネージャーのためのソフトウェア設計再考」より

『現場で役立つシステム設計の原則』の著者・増田亨さんによる講演動画です。開発組織のパフォーマンス向上に不可欠な「設計改善スキル」について、技術的負債の解消よりもスキルアップを重視したアプローチを解説しています。

既存コードの改善に焦点を当てた、チーム全体で取り組むべき初級・中級・上級の具体的な技法と進め方をご紹介。

今すぐ始められる実践的な改善策で、チームの生産性と品質向上を図りたい方におすすめです。

FAQ

東京以外でも開催可能でしょうか?
開催可能です。お気軽にご相談ください。別途交通費・宿泊費等のご負担はお願い致します。
土日祝日でも開催可能でしょうか?
開催可能です。お気軽にご相談ください。
5名未満でも受講は可能ですか?
可能ですが、5名分の料金をいただきます。ご了承ください。
オンライン開催も可能ですか?
本プログラムが対面形式を想定して作られており、オンライン開催はお受けしておりません。

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